RSS

借金の保証人を引き受けた親族、その末を救った家族

私の親族の実話をご紹介します。
彼は実家を離れて1人暮らしをしながら会社に勤務していました。いわゆる独身貴族という状態でした。

人柄が良すぎる性格の彼は、友人の借金の保証人を引き受けてしまったのです。友人はどこかへ逃げてしまい、その後、もちろんのこと彼の自宅にも借金の取り立てが訪れました。

彼はそのうちに身を隠すように雲隠れをして、一切連絡が取れなくなってしまいました。そのことを心配した職場の人間が彼の実家へと連絡を入れました。親族にも居場所を告げずに消えた彼を探したのは、当時の恋人であったということです。
どのように探し当てたかという経緯は詳細には知りませんが、恋人が彼を見つけた時には、古びたアパートの一室で小さくなり泣いていたそうです。

肩代わりした借金の額は、一千万だったと聞きました。彼は友人に騙されて保証人になったそうですが、よくもそんな額の保証人を引き受けたと言って周囲は驚きを隠せないでいました。
一部の親族は、あいつは元から人のいい性格だからという風に見離している者もいました。そして、肝心の借金の返済ですが彼の兄弟に病死した妹が1人いました。
彼の両親の意志により、彼の妹の保険金を全て借金の返済金に当てたということを聞きました。
借金の大半は、利子が積み重なった額だったということです。それにしても息子の作った借金でもないというのに一千万も支払う親心というものは、すごいものです。そのお金を巡り家族内で揉めたこともなかったと言います。
消費者金融の借金を時効で解決